無臭モデリング

無臭でのプラモデル製作を目指しています。

ヴェスペ

グラントに続くリハビリ第2弾は、ほぼほぼ組み上がっていたヴェスペ。タミヤのMM200キリ番製品で、パーツの合いもよく組んでいてとても気持ちのよいキットでした。こちらを無臭モデリングの第一歩として、アクリジョンを使って塗ってみました。

ちなみに、ひさびさにプラモデルと作ろうかという気持ちになった理由のひとつが、このアクリジョン。臭いがぜんぜんしない塗料があるということをネット経由で知って、じゃあちょっと使ってみようかな、と考えたわけです。

ラッカー系のきつい臭いは、奥さんや子どもへの影響を考えるととうてい使えません。ベランダモデリングは、我が家のベランダは床がスノコ状になっていて、塗料や溶剤がこぼれたときの被害がとても大きくなるため無理なのです。

まずダークイエローをエアブラシ用シンナーで希釈して吹き付けます。コンプレッサーはクレオスのL5、ハンドピースはオリンポスHP-63です。10年ぶりくらいに使うので、すっかり勝手を忘れています。塗装は、窓際に置いたデザイン用の塗装ブースに向かって行っています。ファンとかはついていない、段ボール製のブースで、本来はスプレー糊を吹いたりする奴です。

何とか吹き終えてから、グリーンの迷彩塗装。ここで問題発生! どうやっても砂吹きのようにつぶつぶの塗料が飛び散って、キレイにぼけ足が出ません。自分のテクニック不足、塗料の希釈、コンプレッサーの不調、エアブラシの故障、誰かの呪いとさまざまな原因が考えられるので究明はあきらめ、そのまま部分塗装へ。

部分塗装もアクリジョンを使用。赤白の棒は別に塗って後で接着しました。白がなかなか発色せず、3回くらい塗り重ねたかな。塗料がぼってりとした仕上がりになってしまいました。ちなみに赤は白の上に塗り重ねたので一回塗りでOK。

足回りにタンを吹き付けます。コンプレッサーが正常に動くことを確認し,エアブラシを分解清掃(したつもり)。塗料対シンナー1対1の割合も確認し、テクニック不足と誰かの呪いはスルーしていざ吹きつけへ。しかし「ぶべべべべ~!」と飛沫が飛び散り、うまく吹けません。「水たまりに突っ込んだ後!」という設定を急遽脳内で作り上げる必要に駆られました。

という話で終わるとアクリジョンが悪者になってしまってよくないですね。エアブラシの分解清掃(したつもり)がうまくいっておらず、塗料が奥のほうに固まって詰まっておりました。そこを爪楊枝とツールクリーナーを使ってキレイにしてやると問題なく吹けました。逆に言うと、1色吹いたらそこをキレイにしてやらないと、詰まって「部べべべべ!」となる可能性があるわけです。

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