M3リー、仕上げにまず全体につや消しクリアを吹きました。その後、つや消しクリアにタンを足して足回り中心に吹いてフィニッシュ。塗料はアクリジョンです。
ヘッドライトは最後にアクリジョンのホワイトを筆塗り。若干ムラがありますが、なんとなく透明なヘッドライトっぽく見えるという、前向きな捉え方をしておきましょう。
課題が見えてきたのはやはりフィギュアですかね。今回はベースにアクリジョンのフレッシュを筆塗りして、真上からですくらいとで照らした写真を撮影。できた影を見ながら、ファレホの影色とハイライトを中心に塗っていきました。
と書いていると何かそれらしいことをしているようなイメージですが、実際のできあがりははいこちら。
まあもともとが40年近く前の原型であることを加味すると、こんなもんじゃないでしょうか。これ以上ディテールを描き込むのは今の自分には無理だし、多分今後もそんなスーパーテクニックは身につかないでしょう。できるとしたらもうちょっとシャドウとハイライトの段階を細かくすることくらいですかね。それ以上を求めるとなるとホーネットさんのヘッド差し替えでしょうか。
まあいろいろ改善点はあると思いますが、キットとしての出来は、作りやすさを加味するとハイパフォーマンスだと思います。タコムの奴作ったことないけれど。
そして当初思い描いていた、75ミリ砲+37ミリ砲+機関銃塔+そこから身を乗り出す戦車兵というにょきにょき感は、まあ達成できたのではないかと思います。見ていてこんなのおかしいと思うもの。3突と真逆のコンセプトですが、実際の戦場ではどうだったのでしょうか。そんなことを想像できるのも、プラモデル作りの楽しさの1つの要素だったりするのではないかと思う今日この頃です。