M3リーが完成し、3号突撃砲も形になった今、手に付けるキットはさてどれにしようかな……と思っていたところ、SU-76mが砲尾のパーツ欠損でペンディングになっていたのに気が付きました。当初はパーツの自作は考えていなかったのですが、適度なアルコール摂取により考え方がポジティブに成り、手元にあった1ミリ厚のプラ板とプラモデル用ハサミででっち上げたのが、白い方のパーツです。
なんか微妙に異なっている点がいろいろあるような気がするが気にしない、気になる前に作ってしまえ!ということでアラン/ドラゴンのSU-76m、制作再開しました。
自作砲尾パーツを組み込んで出たのがこの状態。まあ気にしなければ気にしない。大丈夫大丈夫。ということで奥のほうには履帯のパーツが接着準備に入っています。
このキットの履帯は、分割非可動式。細かいひとつひとつのパーツを両面テープの上でつなげて、リモネン系接着剤を流し込んで30分ほど待ち、剥がしてから転輪に巻き付ける方式で制作しております。
あ、これは前から見たところ。ここから色々あって,砲の接着位置や砲に付く牽引フックなどが完成時などには異なるものになっています。破損したとも言う。
装甲板のパーツを組み付けてみました。が、砲がしっくり収まらない……。
結局の所、最終的には本体側の干渉するダボ部分を削り取り、なんとなくパッケージアートに合わせた状態に組み上げることに成功?しました。どうやったらちゃんと組み上がるのかは今もって分かりません。アランホビーは仮組みテストを行っているのか?
履帯を巻き付け、フェンダーパーツを組み付けてみました……がなんだか絶対におかしい。フェンダーパーツと車体側面のダボ穴が決定的に合わない。なぜかというと……。
はい理由はこれ。履帯のパーツのガイドの間に、転輪が通らなかったのです。おかげで履帯が所定の位置から浮き上がり、フェンダーが付かなかったのです。そんなパーツ設計するな!
写真は下部転輪に体重を掛けて押し込み、上部転輪は一度フェンダーを取り外して上部転輪にかかるガイドの内側を全部切り飛ばした状態です。体重が掛けられない誘導輪と履帯は相変わらず浮き上がったままですが、もうこのままでいいや!と思って進めています。
あらためてフェンダーパーツを取り付けフェンダー支持架などなどのパーツを組み付けた状態。砲に干渉するパーツを削り取ったおかげで砲が所定の位置に納まるようになっています。
後ろから見たところ。あとは弾薬ラックと弾薬を組み上げてから塗装に移りたいと思います。形になるといいな……。