SU-76mを制作中に部品を紛失したため、新しい積みプラ解消へ前進することにしました。紛失した部品は砲部分の中心となる、結構複雑な形状のパーツだったため、パパッと自作したり、ほかからパーツを持ってくるということが難しいのです。今回の獲物はこれ。3号突撃砲F/8型、GSIクレオスがまだグンゼ産業という名前だったころの1品です。
ウェブで調べてみると、これはもともとハイテックシリーズという、80年代?に発売されていたホワイトメタルやら何やらをふんだんに使ったキットの、メタルをプラスチックに置き換えた製品であるとのこと。中身はこんな感じです。
デカールはまだ十分使えそうですね。左下に見えるのは、タミヤの3号突撃砲砲弾セット。さらにエッチングメッシュも箱の中に入っておりました。入っていたということは当時購入したということですね。すっかり忘れておりました。
プラの成形色は、ご覧の通りの暗いグレー。袋から出してディテールを見てみると、まずまずというイメージ。最新のキットを作っていないので比較はできませんが、これまで作ってきたエレールやマケットよりは作りやすそうです。
パーツの数は多いように見えますが、もともと3号戦車だったキットを突撃砲仕様に仕立てたためか、不要パーツが3分の1位を占めています。
気になる履帯は、連結式です。転輪や起動輪とのマッチングが気になるところですが、そんなことに悩むのはいままでマケットとかを作ってきたからでしょうか。
模型雑誌を読むと、最新のハイディテールのキットのレビューなどが載っていて、わくわくしますが、まず自分が取り組まなければいけないのが積みプラ解消。それもなるべく無臭で、というのがこのブログのテーマです。
色はどうしようかな。ジャーマングレー単色でもいいのですが、このキットの特長は履帯がヴィンターケッテだということ。幅広の冬用履帯です。じゃあやっぱり冬季迷彩かな。最近はやっているアルコール落としに挑戦してみようかなと思っておりますが、ニオイ的にどうなのか。そんなことを制作前につらつらと考えております。