とても寒い春分の日でした。東京では雪がちらついたところもあると聞きます。3号突撃砲の組み立てをほぼ終えて、あとは塗装をどうしようか考えていたのですが、あまりの寒さに断念(エアブラシを使うのに窓を開けなければいけないから)。
無臭モデリングといっても、換気は必要です。とくにエアブラシの場合は揮発した溶剤の成分を吸い込むより、塗装ミストを吸い込む方が危険なのではないでしょうか。
ということで塗装ができるその日まで一時3号突撃砲からは離れ、新たな積みプラ解消へと向かいました。春よ早く来い。
今回のオールドキットは、タミヤMMシリーズ39番、M3リーです! いったい何年前のキットなんだろう。タミヤのホームページで確認したところ、まだ現役キットでした! ただ在庫切れとのことですから、再販待ちで店頭在庫のみということでしょうか。
箱の中には、日文英文の組み立て説明書の他に、
などが入っておりました。これはもう万全の体制で取りかかれという意味ですね。できるかな。
なぜか写真が横を向いてしまいました。値札がリアルです。90年代の香りがします。
キットはこんな感じです。車体と履帯の他には、ランナー3枚、それもそれほど大きくないもの3枚でおしまい。
デカールはバッチリ使えそうです。履帯を取り替える理由は、以下の通り。
本来板状のパーツを左右のコネクタがつなぐ形状になっていなければいけないのですが、見てお分かりの通り板状のパーツそれぞれにコネクタが単独でくっつい
ています。
つまり、物理的に見てこの履帯は曲がらない、おかしな形になっています。そこで下のような履帯に変更するのです。
これが社外品の履帯。おなじベルト式ですが、板状のパーツを左右のコネクタがきちんとつないでいるのがわかります。
M51型の履帯は金属製で、キットのゴムパッドが付いた履帯とは趣が異なりますが、本物の履帯の形状に忠実だという点と、価格が安いという2点が当時の僕の心を捉えて、買い物かごの中に飛び込んできたのだと思います。
ちなみにベルト式ですが、瞬間接着剤でビシッと接着することができました。
可能な限りできる範囲で社外品パーツでディテールアップしていきたいと思います。つまり僕のテクニックでカバーできる範囲という狭さです。