無臭モデリング

無臭でのプラモデル製作を目指しています。

日立建機双腕仕様機アスタコNEO(ハセガワ 1/35)

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しばらく模型を作っていません。 なんでだろう、って考えたときに一番の理由として頭の中に浮かんできたのは、リモートワークです。現在リモートワークで、出社するのは1カ月に1回あるかどうか。昨年までは毎週一回出社していたのですが、年明けに緊急事態宣言が出てから以降は、すべての会議がオンラインになり、出社の機会がめっきり減りました。

リモートワークは、家の二階のファミリールームに作り付けの机で行っています。ここはもとはといえば模型工作スペースでもあった場所。おなじところで今では毎日仕事をしているわけです。

リモートワークが始まる前、この場所は休日に趣味の模型を楽しむ場所でしたが、いまでは平日のワークプレイスに変化。ということで、ここで模型を作って出しっぱなしにできないのです!いちいち片付けなければならないのはちょっと難しい。特に塗装段階に入ると、できればずっと同じ環境を維持しておきたい。それができなくなったのが、模型製作が滞っている理由の一つ。

もう一つは、積みプラがなくなったこと(正確に言うと本当はちょっとあるけれど)。店に買いに行く機会もないし、かといって今本当にほしい製品があるかというとそんな感じでもない。ということで今回はネタ切れのため、唯一残っていた積みプラを紹介する回にします。

日立建機 双腕仕様機 アスタコNEO

セガワのアスタコです。35分の1です。

アスタコは、日立建機の双腕仕様重機。腕が二本ついている重機です。何でしょう、もうトラッドイレブンとガンタンクが合体したような、もしくはトラッドイレブンとマゼラベースが合体したような、そんなマシンです。ちなみにトラッドイレブンとは、疾風戦記ザブングルに出てきた雑魚メカです。重機テイストのロボットが出てくるザブングルの中でも、あまりに重機っぽすぎて実はオリックスからリースされていたのではと疑われることになったマシンです。疑っていたのは自分だけです。

アスタコ(正確にはアスタコNEO)は、実在するマシンです。ただ今までの重機と操作方法が変わってくるので、あたらしい免許制度が必要になるのではないかという話を、どっかのインタビューで日立建機の人がしていました。

箱を開けてみよう(1年ぶり)

ランナー。コレだけ見ているとアスタコなのかマラサイなのかわからない。

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ケーブル類と履帯は軟質ゴム的な素材。これはいい。ザクのエネルギーパイプも、144分の1ならこういう感じにしてもいいんじゃないの?

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説明書の他にカラー印刷された厚紙で、アスタコNEOについての解説が書かれています。裏返すと、アスタコNEOの操作方法についての解説が。やっぱり気になるもんね。どうやって動かすのか。

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アスタコアスタコNEOの見分け方

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で、こちらが完成品……というのは嘘です!これはトミカから出ているアスタコ。よく見るとアームの形状が異なります。トミカの方は、左右の腕が共通になっているアスタコ(正確にはハンド部分の形状が異なる)。ハセガワがモデル化したのは、右腕が大きく左腕が小さいアスタコNEO。シオマネキのように、腕の大きさに左右差があるわけです。

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あとアスタコの方にはドーザーがついていますが、アスタコNEOにはついていません。コクピットの位置も形状も違う。これはもうNEOとかでごまかすより、新しい名前をつけたほうが良かったのではないか。色はそう、青とかにして。「アスタコとは違うのだよ!アスタコとは!」

迫力の22分の1サイズもラインアップ

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で、こちらが完成品……というのは嘘です!これは2013年にマイナビ出版から出たムック『超重機アスタコNEO』付属のペーパークラフト。サイズは22分の1。正直言って、難易度高かったです。プラモのほうが作るの楽だ。

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しばらく飾ってニヤニヤ楽しんでいましたが、あえなく2歳児に破壊されて燃えるゴミの日に旅立っていきました。でも楽しかった。

さあ、ハセガワのアスタコの方はいつ作ろうかな〜。35分の1なので、MMシリーズと並べて大きさ比較はしたいですね。Ⅰ号戦車とどっちが大きいのか。あとカニクレーンと悪魔合体させてみたいなあ。カニクレーンとは、こんな重機です。

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人が乗るとこないじゃん!と思いますが、そのとおりこのタイプのカニクレーンは、エンジンついてて自走できるクレーンではありますが、人は乗りません。でっかいやつなら人が乗れるタイプもあるのかな?写真はトミカですが、多分実物は一番小さいユンボくらいだと思います。

あと、四脚歩行はできません。足はあくまでも固定用。電線の工事をしているトラックが、四隅に固定用の足を出していますがあれと同じです。

じゃあアスタコとなぜ合体させるのか?歩けるわけでもないのに? なぜかって、かっこいいからだよ!

そうだ思いついた。次は戦車ゲームの話をしよう。戦車というか、Ring of Redとパンツァーフロントとガングリフォンと鈍色の攻防の話です。お楽しみにー!