100分の1トラッドイレブン完成。
首ちょんぱの件を考慮して、ヘルメットの装着具合を調整
こんな感じになっております。
黄色はアクリジョンのクリームイエロー。灰色はアクリジョンのジャーマングレー+ホワイト。
関節歯車部はアクリジョンの焼鉄色でございます。
100分の1の乗務員がついてきております。ヘルメットを被せようとして頭頂部を鉄ヤスリでゴシゴシやすっていたら、首からもげる事件が発生。首ちょんぱです。緊急オペでなんとか復活しました。
もうちょっとヘルメットを目深にかぶらせて、安全第一であることをアピールしようと思ったのですが、かぶり方浅くなっているのはそんな事情があるからです。もしくは搭乗員が寿老人。
背後のタンクはなんかしらんけどアイキャッチになるように赤く塗りましたです。デカールを各所に貼ってなんかかっこつけようとしていましたが、完成後写真撮影をして、上下の向きがあっているものが約半数しかないという事実が判明して、深く反省するところであります。プラモデル製作とは、自分を見つめ直すことでもあります。
このキット、説明書では肩を挟んで胴体前後を接着する指示がありますが、パーツを切り飛ばして肩はあとで接着可能です。とくに可動しないので、両腕は塗装後に合体させたほうがいいでしょう。
胴体上下も別々に塗装可能です。股関節は挟み込みかつ可動なので先に組むしかないんですが、あまり脚をグルングルン動かせるわけでもなく、姿勢の調整にしか使わないので、ポリキャップ加工してもよいでしょう。自分はスキルがないのでやりませんが。
筆で塗って厚くなった塗膜を受け入れよう
ベース塗装はファレホのプラサフホワイト筆塗り。あと全部塗装は筆塗り。どうしても厚塗りになるのは免れないという結論になりました。もうどっちかっていうとスジボリを深くする方向で調整しようということで、クレオスのラインチゼルをアマゾンで注文しました。
いろんなところに粗が見えますが、それは自分の心を反映しているのだと受け取ってください。
排気管は焼鉄色ベースに、パステルをやすった粉を、ファレホのマットバーニッシュで溶いて塗っております。マット感を強調しています。サビサビです。
本体が黄色、背中に赤が来ているので、ワンポイントで青を使いたくて、ドライバーシートを水色で塗装いたしました。
キットのコクピットはクリアパーツですが、天井はなく幌で覆う仕組み。設定ではガラスとかではなくて骨組みにビニールシートを貼ったようなものらしいです。
幌はファレホのカーキとレザーベルトで塗ったところ、ここだけ35分の1AFVテイストになりました。
撮影ボックスを導入して撮影が楽しいのでたくさん写真を撮影しています。
2022年の目標は、工作スキル塗装スキルの向上
全体的に汚れている感じを出すため、クレオスのウェザリングカラーのマルチブラックを全体に塗りつけてから拭き取っています。
真実は逆で、クレオスウェザリングカラーマルチブラックを全体に塗ってしまったので、全体的に汚れている感じが出ています。でもそれでいいのです。なんか筆ムラとかあるしさー。全部汚れということでごまかしたい。もうなんか80年代のテクニックしか使っていない。
ちなみに、ニューヨークの地下鉄の床には、さまざまな色が少しずつ使われていて、きれいな単色ではないのですが、要するに汚れても目立たないようにということらしいです。基本的な考え方はそれと同じです。ユニバーサルデザイン的な考え方だと思ってください。
今回ご紹介した商品はこちらです。私は今回制作したものとは別にパッケージ観賞用にもうひとつ購入しています。保管用にもう一つ買おうかな。